基本の「き」から、文章の書き方 第1講 〜原稿用紙、記号の使い方〜
初めに
今回は
「基本の『き』から、文章の書き方」
ということで、本当に初歩的なところから文章の書き方をレクチャーしていきたいと思います。
自慢になってしまいますが、実は私「青少年読書感想文全国コンクール」で佳作を受賞したことがあるんです!
↑のマークで有名なコンクールです。
多分そろそろ「そんな前置きはどうでもいいから、早く書き方を説明しろ!」と怒っていると思うので、説明に移らさせていただきます。
*目次
何故、原稿用紙の使い方が大切なのか
今回は初回ということで、まずは押さえておくべき原稿用紙の使い方からいきたいと思います。
「はあ? こっちは良い文章を書きたいために、ググっているんやけど」
そう思っている方もいると思います。
何故「原稿用紙の使い方」が大切なのか。
それは、どれだけ良い文章を書いたからといってもきちんとした原稿用紙の使い方をしていないと、その努力が評価されないからです。
字が汚くて読めないことと同じです。
では、LET'S GO!
原稿用紙の使い方
ここからが本題です。下記の図を参考に説明していきたいと思います。
赤色が正しい使い方、青色が間違った使い方を表しています。
①題名
題名は、上から2〜3マス空けて書きます。
②氏名
氏名は下を1〜2マス開けて、下から書きます。通常、苗字と名前の間は1マス空けて書きます。
〈注意!〉
氏名や題名は場合によって書かなかったり、別の欄へ記入することがあります。「税の作文」などがその例です。きちんと応募要項などを確認するようにしましょう。学校の宿題などであれば、配布された用紙などをcheak!
③本文の書き始めや新しい段落にする場合は改行して、上を1マス空けて書きます。
④鍵括弧の書き始めは、改行して1マス使用して書きます。
⑤句点(、 のこと)が行末にくる場合は、最後のマス目に文字とともに書きます。また、原稿用紙をはみ出して書く場合もあります。
⑥〈テクニック〉強調したい部分に、鍵括弧を使うのもOK。
⑦鍵括弧(「」 のこと)で2行になるときは、段落を変えないのであれば空ける必要はないです。
⑧読点(。 のこと)が行末にくる場合も、句点と同じです。
〈その他の注意事項〉
・三点リーダー(・・・ のこと)は1マスに収める。
・ダッシュ(― のこと)は2つセットで、2マス使用して書く。
・引用をしたい場合や、鍵括弧の中に鍵括弧を書きたいときは、二重鍵(『』 のこと)を使用する。
まとめ
以上が超基本的な原稿用紙の使い方でした。
ただし、原稿用紙の使い方は色々ある為「これが正しい!」と一概に言うことはできません。
⑦も空ける場合がありますし、鍵括弧の最後に読点を私は入れていませんが、入れる場合もあります。
学校などでは、教えてもらっているやり方で書くようにしてください。
それが受賞の近道だと私は考えています。